子猫に与えたいおすすめのおもちゃ5選!選び方や注意点について解説

子猫を迎えるには、事前にさまざまなグッズをそろえる必要があります。そのなかでも、子猫の運動不足やストレスを解消し、コミュニケーションにも役立つのが猫用おもちゃです。しかし、初めて子猫を迎える方のなかには、どのようなおもちゃを与えればいいのか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。成猫と違い、子猫に与えるおもちゃを選ぶ際はいくつか注意点があるため、事前に把握しておくことが大切です。

今回は、子猫に与えたいおすすめのおもちゃや選び方にくわえて、子猫とおもちゃで遊ぶ際の注意点などを紹介します。子猫におもちゃを与えていい時期も解説しておりますので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

子猫におもちゃを与えていい時期とは?

子猫におもちゃを与えていい時期を知る前に、子猫の遊び方の種類について理解しておくことが大切です。子猫の遊び方には、大きく分けて社会的遊びと単独遊びの2種類があります。

社会的遊びは生後1か月頃から始まり、母親や兄弟とじゃれ合う遊び方のことです。一方、単独遊びは生後2か月頃から始まり、子猫がひとりでボールを追いかけたり、動いているものに飛びかかったりする姿が見られるようになります。

そして、子猫におもちゃを与えていい時期としては、単独遊びが始まる生後2か月頃が良いとされています。ペットショップやブリーダーから子猫を迎える場合は、基本的に生後2~3か月の子猫なので、自宅に迎えたらすぐにおもちゃを与えて良いといえるでしょう。

子猫に与えるおもちゃの選び方

誤飲の危険があるおもちゃは避ける

猫は遊んでいる最中に、おもちゃを口にくわえて運ぼうとする習性があります。おもちゃで遊んでいるときは、誤飲のリスクがあるため注意が必要です。特に、小さいおもちゃや金具などの部品を誤飲してしまうと、最悪の場合は手術を行うこともあります。

子猫のおもちゃを選ぶ際は、子猫が誤飲してしまう可能性がある小さなおもちゃや、部品がついているおもちゃは避けましょう。また、安全そうに見えるおもちゃだったとしても、子猫が噛みちぎって飲み込んでしまう場合もあります。子猫が遊び終わったら、おもちゃは必ず片付けるようにしてください。

飼い主と一緒に遊べる

猫用のおもちゃには、電池で動くタイプやバネで動くタイプなど、子猫がひとりでも楽しめる商品がたくさんあります。しかし、最初は興味を持ってもらえたとしても、同じ動きの繰り返しだと子猫が飽きてしまうかもしれません。

おもちゃで遊ぶときは、飼い主が子猫と一緒に遊んであげることで、動きに変化をつけられるおもちゃを選ぶのがおすすめです。また、おもちゃを遊ぶ時だけ子猫に見せるようにすると、子猫が飽きずに長く遊んでくれる可能性が高くなります。

子猫の本能を刺激できる

猫は狩りをして生活する動物であり、完全室内飼いの猫にも野生の本能は残っています。そのため、子猫の本能を刺激できるおもちゃを選ぶことで、遊んでくれやすくなるでしょう。

例えば、猫は五感の中で聴覚が最も発達しているため、音が出るおもちゃは興味を持ちやすいです。また、猫じゃらしなどを獲物に見立てて不規則に動かすことで、子猫の狩猟本能を掻き立てることができます。プラスチックなどのツルツルした素材ではなく、布製などのおもちゃを選べば歯や爪を立てられるため、子猫が狩りをしている実感を得やすいといえるでしょう。

なお、猫は色覚があまり発達していないため、人間のようにさまざまな色を見分けることができません。子猫のおもちゃを選ぶ際は、優しい色よりもはっきりとした色のおもちゃを選ぶことをおすすめします。

子猫におすすめのおもちゃ5選

釣りざおタイプの猫じゃらし

猫用のおもちゃといえば、まず猫じゃらしを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。猫じゃらしタイプのおもちゃにはさまざまな種類がありますが、紐の先におもちゃがついている釣りざおタイプの猫じゃらしがおすすめです。釣りざおタイプであれば動きに変化をつけやすく、子猫とさまざまな遊び方ができます。

例えば、こちらの商品は14点セットになっており、子猫の好みに合わせて紐の長さやおもちゃの種類をカスタマイズすることが可能です。初めて子猫におもちゃを与える場合は好みがわからないため、さまざまなパターンを試して子猫の好みを把握していきましょう。

音が出るおもちゃ

先述で解説したとおり、猫は聴覚が敏感です。そのため、音が出るおもちゃを与えると子猫が興味を持ってくれやすくなります。

こちらのぬいぐるみは中からシャカシャカと音が鳴るため、子猫が夢中になって遊んでくれやすいです。可愛い犬型のデザインで、おしゃれなチェック生地で作られているため、インテリアになじみやすいおもちゃとなっています。また、マタタビ不使用なため、子猫が長時間遊んでも安心です。

噛むおもちゃ

子猫と遊んでいると、飼い主の手を噛んだり引っ掻いたりすることがあります。つい可愛くて手や腕を使って遊んでしまいたくなりますが、これを続けると成猫になっても飼い主を噛んだり引っ掻いたりする癖がついてしまうのです。噛み癖やひっかき癖をつけさせないためにも、子猫のうちから噛んでもいいおもちゃを与えておきましょう。

こちらの商品は子猫が噛んで遊びながらデンタルケアもできるおもちゃです。子猫が口に入れても安全な天然素材で作られており、歯磨きが苦手な子猫にもおすすめの商品となっています。

知育系のおもちゃ

子猫におもちゃを与えるなら、遊びながら学習できる知育系のおもちゃもおすすめです。おもちゃの中におやつを入れられるタイプを選べば、どうすればおやつを食べられるのか考えながら遊ぶことができます。また、おやつは少しずつ出てくるので、早食い防止や運動不足解消にもつながるでしょう。

こちらの商品は、コロコロ転がるボールの中にフードを入れることで、気軽にトレーニングをさせられるおもちゃです。フードの出口を三段階から選ぶことができ、遊ぶ時間やおやつの時間を調整することができます。フードを出すまでに時間がかかるため、留守番中のひとり遊びにも最適な商品といえるでしょう。

けりぐるみ

猫は獲物を捕まえた時、後ろ足で蹴る習性があります。この習性は完全室内飼いの猫にも残っているため、飼い主の腕にしがみついてキックすることがあるのです。子猫の本能を満たし、飼い主を蹴る癖がつかないようにするためにも、けりぐるみを用意してあげましょう。

こちらの商品は有害化学物質不使用のオーガニックコットンで作られており、子猫も安心して使えるけりぐるみです。複数のサイズを展開しているので、子猫の体格に合わせて選ぶことができます。子猫が噛んでも安心なけりぐるみを探している方は、ぜひけりぐるみも検討してみてください。

おもちゃを複数用意して子猫の好みを見つけよう

今回は、子猫を初めて迎える方に向けて、子猫におすすめのおもちゃや選び方などを紹介しました。子猫の運動不足やストレスを解消するためにも、おもちゃは用意しておきたいグッズです。しかし、誤飲などの事故が起きないよう、子猫に与えるおもちゃは慎重に選ぶ必要があります。また、子猫によって好みが違うため、初めておもちゃを与える場合は複数用意しておくと良いでしょう。飼い主も一緒に遊びながら、子猫の好みを見つけてあげてください。

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この記事を書いた人

三匹の猫を飼育する経験をもとに猫に関する豊富な知識と深い愛情を持つライターが、猫との豊かな暮らしをサポートするライフスタイルやエンタメ、猫のお金にまつわる話など実用的な情報を厳選して発信しています。

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